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リフォームの見積もりを依頼する方法とは?注意点や業者を見極める方法も解説

リフォームの見積もりを依頼する方法とは?注意点や業者を見極める方法も解説

リフォームを検討しているものの、見積もりを依頼する方法や見積書の見方が分からないという方もいるのではないでしょうか。リフォームを実施して住みやすい暮らしを実現するために、適切な方法で見積もりを依頼し、きちんと内容を確認することが重要です。

本記事では、リフォームの見積もりを依頼する方法や注意点、信頼できる業者の見極め方などを解説します。

リフォームの見積もり依頼を取得する際の基礎知識

見積もりの依頼は、正確な金額を把握して希望のリフォームを実現するために欠かせません。見積もりの取得にかかる期間は、リフォーム内容や規模によって異なりますが、以下が目安となります。

  • 部分リフォーム:数日~1週間程度
  • 住宅全体のリフォーム:2~3週間かかる場合も

リフォームを終了させる希望の時期がある場合は、スケジュールに余裕を持って依頼しましょう。

ちなみに、リフォーム費用の見積もりは、無料で取得できるケースが一般的です。しかし、あわせて雨漏り診断や耐震診断などを依頼する場合や、複数回の見積もりを依頼する場合は、別途費用がかかるケースもあります。見積もりを取得する場合は、事前に費用が発生するかどうかも確認しておきましょう。

リフォームの見積もりを依頼する方法・流れ

スムーズに見積もりを依頼するために、流れを理解しておくことが大切です。

ここでは、リフォームの見積もりを依頼する方法を詳しく解説します。

1.リフォーム会社を探す

希望のリフォームを実施するために、自分に合うリフォーム会社を探します。

リフォーム会社を探すためには、一般的に以下のような方法があります。

  • 一括見積もりサイト(情報を入力して複数の業者から同時に見積もりを取得し、サービスや価格を比較できる)を利用する
  • インターネットで検索する
  • 友人や知人の伝手を頼る

それぞれに以下のようなメリットとデメリットがあるため、自分に合う方法で適切なリフォーム会社を選ぶ必要があります。

一括見積もりサイトのメリット・デメリット

  • 【メリット】自分で業者を探す手間を省ける
  • 【メリット】ホームページに掲載されていない情報を知ることができる
  • 【デメリット】信頼できるサイトかどうかの見極めが必要

インターネットで検索する場合メリット・デメリット

  • 【メリット】手軽に検索できる
  • 【デメリット】自分に合う会社かどうかを見極める必要がある

友人や知人の伝手を頼る場合のメリット・デメリット

  • 【メリット】希望するリフォームについて気軽に相談できる
  • 【デメリット】断りづらい
  • 【デメリット】客観的な視点から必ずしも優良会社とは限らない

2.複数社に相見積もりを取得する

リフォーム会社を探したら、候補となる3~4社を選び、相見積もりを依頼します。複数社から相見積もりを取得することで、適正価格を把握しやすくなるためです。

相見積もりを取得する場合は、以下のポイントをおさえておくと安心です。

  • どの会社に対しても同じ条件で依頼する
  • 正直に予算を伝える

相見積もりを取得するすべての会社に対して、同じ条件で見積もりを依頼すれば、見積書の内容を比較・検討しやすくなります。また、リフォーム会社は顧客の予算に即してプランを提案するため、担当者に正直な予算を伝えることが大切です。

3.現地調査

見積書の作成に欠かせない工程が、現地調査です。安全な工事を進めるために、リフォームを実施する前に担当者が現地に行き、物件の状態や周辺状況などを調査します。

現地調査を依頼する場合、一度に複数の会社に来てもらうのは避けましょう。事前に日程調整して、1社ずつ依頼することがマナーです。

なお、現地調査の際、事前に部屋を片付けなくても問題ありません。ありのままの状態を担当者に見てもらうことで、生活に見合うリフォームを提案してもらえるでしょう。

4.見積書が提出される

現地調査が終了すると、数日から数週間ほどして見積書が提出されます。

現地調査の時点で目に見えない床下などの状態が分からず、途中で追加工事が必要となるケースもあります。しかし、信頼できるリフォーム会社なら、現地調査によって築年数や住宅の状態などからリスクを予測して、必要な施工内容を提案してもらえます。

現地調査を経て見積書が提出されたら、追加工事の可能性を確認することが重要です。

リフォームの見積もりを取得・確認する際の注意点

リフォームの見積もりを依頼する際には、いくつか注意点があります。納得のいく形でリフォームを実施するために、ここではおさえておきたい注意点について解説します。

業者に伝えることを事前に整理しておく

業者と初めて打ち合わせをするときは、希望するリフォーム内容や予算などを伝えます。業者に要望を伝えるために、事前にすべての要望をリスト化し、優先順位をつけて整理しておくことが大切です。

場合によっては、要望どおりにリフォームを実施すると予算をオーバーしてしまうケースもあるかもしれません。そうした場合でも、優先順位をつけて業者に伝えることで、業者側が予算の範囲内でできる限り要望に即したプランを提案しやすくなります。

また、要望を整理する際に重要なのが、リフォームをする理由です。たとえば、単に「リビングをリフォームしたい」と伝えるのではなく、「生活導線を整理したいため、リフォームしたい」と理由を付して伝えることで、業者側の提案も変わってくるでしょう。

希望のスケジュールを早めに伝えておく

見積もりの依頼から業者の選定までに、必要以上に時間をかけないように心がけましょう。入居時期から逆算して、希望のスケジュールを事前に伝えておくと安心です。

リフォームの見積もりを依頼してから工事開始までにかかる期間は、たとえば部分的なリフォームの場合でも約1ヶ月ほどです。工事の規模によっては、3ヶ月ほどかかるケースもあります。さらに、着工してから引き渡しまでにも時間が必要です。

スケジュールを曖昧にしたまま進めてしまうと、自分に合いそうなリフォーム会社を見つけても、他の工事の都合で希望のスケジュールでは工事を受けてもらえない可能性もあります。

建物の図面を用意しておく

スムーズにリフォームを進めるためには、見積もりを依頼する際、建物の詳細な図面があれば共有しましょう。業者としては、図面があれば依頼を受けてから作図をする必要がなく、負担が軽減されます。場合によっては見積金額が安くなるケースもあるようです。

さらに、現地調査の際も詳細な図面をもとに、正確な見積書を作成できます。

見積書は手渡しでもらう

見積もりを依頼すると、基本的には後日見積書を受け取ることになります。見積書を受け取る際は、手渡しで受け取り、あわせて説明も受けましょう。リフォームの見積書には、専門用語が多く使われているためです。

単に見積書の総額を確認するのではなく、担当者による説明を受けながら疑問点をその場で解決し、納得のいく形でリフォームを進めましょう。

諸費用の金額にこだわりすぎない

見積書に記載されている諸費用に関しては、一見金額が安く見えても他の項目に計上されることもあります。そのため、目安を把握しつつ諸費用の金額だけにあまり左右されないようにしましょう。総額も意識しながら確認することをおすすめします。

一般的に、リフォーム費用は材料費(設備や建材の費用)や施工費、諸費用などで構成されます。その中で、諸費用に関しては総額の5~15%ほどが一般的で、リフォーム会社によって含まれる項目が異なります。

値下げ交渉のマナーをおさえておく

見積書が提出されたら、金額を確認したうえで、予算に合わせて値下げ交渉をしましょう。ただし、他社の見積もりを例示するのはおすすめしません。同じ工事であっても、人件費や使用する材料などが異なれば単価は変わるため、値下げ交渉の材料として効果的でないためです。

気に入ったリフォーム会社があるものの、予算を少しオーバーしていることがネックとなっている場合は、契約の意思があることを伝えて費用を削れないか相談してみるとよいでしょう。

見積もりを取得した後に契約を断る場合は連絡する

見積もりを取得したものの、依頼しないリフォーム会社に対しては、早めのタイミングで断りの連絡を入れましょう。業者側は断られることも視野に入れて見積書を作成しているため、断ることに関して気にする必要はありません。ただし、見積書を作成するまでには費用や労力がかかっているため、曖昧なままの状態にしておくのはマナーとして良くありません。

電話や対面で断りにくい場合は、メールなどで見積書を作成してもらったことへのお礼や他の業者を選んだ理由などを入れて伝えるとよいでしょう。

 

リフォームの見積もりを取得して信頼できる業者かを見極める方法

見積書の書式はリフォーム会社によって異なりますが、信頼できる業者が作成する見積書には一定の特徴があります。信頼できる業者かどうかを見極めるために、見積書をきちんと確認しましょう。

ここでは、リフォームの見積もりを確認する際のポイントを解説します。

見積書に工事の詳細が記載されている

信頼できるリフォーム会社が作成する見積書には、以下にある【良い見積書の例】のように工事内容や商品・材料名、単価、数量、諸経費などが詳細に記載されており、リフォームプランがきちんと反映されています。見積書を確認する際は、総額はもちろん、内訳についても間違いがないかチェックしましょう。

【良い見積書の例】

名称規格単位数量単価金額備考
システムキッチン(メーカー名・ 品名など)セット1250,000定価¥500,000×50%off
キッチンパネル(メーカー名・品名など)38,00024,000オープン価格
キッチンパネル 施工部材(メーカー名・品名など)セット13,500定価¥7,000×50%
壁 キッチンパネル貼り(工法名など)135,000
換気扇ダクト配管  移設・延長施工(仕様・商品名・材料名・工法など)19,000外部カバー再利用

一方、以下にあるように「一式」としか記載されておらず、別紙にも明細書が添付されていない場合は、リフォームの詳細な内容が分かりません。希望どおりのリフォームが実施されない可能性があり、注意が必要です。

【悪い見積書の例】

名称規格単位数量単価金額備考
洋室工事1150,000
玄関・ホール16,8000

その他、以下の点も確認することが大切です。

  • 印鑑がある
  • 有効期限が極端に短くない
  • 単価や数量、総額などの計算に間違いがない

費用相場から工事費用がかけ離れていない

見積書に記載されている金額が、費用相場から大きく乖離していないかどうかも確認しましょう。高すぎる場合はもちろん、安すぎる場合も注意が必要です。必要な工程が省かれていたり、必要な費用が計上されておらず、あとから追加費用が発生するケースもあります。

費用相場を把握するためにも、前述した相見積もりの取得が不可欠です。

担当者の対応が丁寧

単に見積書の金額だけで業者を選ぶのはおすすめしません。金額はリフォームを依頼するうえで大切な要素ですが、担当者との相性や対応力も、業者を見極めるうえで重要です。

リフォーム会社とは複数回打ち合わせを重ね、長く付き合っていくことになります。担当者の提案力や考え方、価値観などが自分に合うかどうか確認しましょう。

なお、業者の優劣をつけがたい場合は、自宅からの距離やアフターサービスの内容なども含めて、総合的に判断することをおすすめします。

まとめ

本記事は、リフォームの見積もりを取得する方法や注意点などを解説しました。見積書を依頼する際は複数社から相見積もりを取得して、提案された金額が適正価格かどうかを判断することが重要です。

そして、見積書をきちんと確認することは、信頼できる業者かどうかを見極めることにもつながります。希望のリフォームプランが反映されており、見積書に工事内容や単価、数量などが詳細に記載されていることを確認しましょう。また、金額だけでなく、提案力や対応力が優れているかという点も見極めることが重要です。

リフォーム会社とは、打ち合わせから施工、リフォームが完了したあとも、長い付き合いが続きます。リフォームによって住みやすい暮らしを実現するために、本記事を参考にして適切に見積書を取得し、自分に合う業者を選びましょう。

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