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リノベーションにかかる期間は?工期や流れ、ポイントを詳しく解説

リノベーションにかかる期間は?工期や流れ、ポイントを詳しく解説

【ディスクリプション】

リノベーションしたいものの、どのくらいの期間がかかるのか分からないという方もいるのではないでしょうか。本記事では、これからリノベーションしたいという方に向けて、リノベーションの期間や工事の流れ、おさえておきたいポイントなどを解説します。

【導入文】

これからリノベーションしたいものの、どのくらいの期間がかかるのか分からず、工事を依頼できずにいるという方もいるのではないでしょうか。

リノベーションを進めるためには、一般的な工期の目安や工事の流れを事前に把握しておくことが重要です。本記事では、これからリノベーションしたいという方に向けて、期間や工事の流れ、おさえておきたいポイントなどを解説します。本記事を参考にして、余裕を持ってリノベーションを進めましょう。

リノベーションにかかる期間

リノベーションとは、今ある建物の価値を加える増改築や改装工事のことです。なお、リフォームは建物の劣化した部分を元の状態に戻す修理や工事のことで、リノベーションとは異なります。

リノベーションの工期は、おもに施工範囲によって異なります。ここでは、フルリノベーションと部分的なリフォーム、それぞれの期間について解説します。

フルリノベーションの場合

フルリノベーションにかかる期間の目安は以下のとおりです。

  • マンション:3~4か月
  • 戸建て:5~6か月

また、リノベーションの期間を考える際は、準備期間として設計期間を考慮することが重要です。一般的に、準備期間には1~2か月程度かかると考えておきましょう。

なお、ここで紹介するリノベーションの期間はあくまで目安です。設計や資材の発注に時間がかかる場合、準備期間と工事期間を合わせて半年ほどかかるケースもあります。リノベーションを完了させたい時期がある場合は、事前にリノベーション会社に伝えておくことが大切です。

部分リノベーションの場合

部分リノベーションを行う場合の、施工箇所ごとの期間の目安は以下のとおりです。

  • キッチンの交換:2~7日
  • 壁・天井・床の張り替え:1~4日
  • トイレ:1~7日
  • 浴室:3~4日

キッチンの交換

位置を変えずに既存のキッチンを撤去して新しいキッチンを設置する際の期間は、2~4日程度です。キッチンの壁や床を張り替える場合には、1週間ほどかかるケースもあります。

一方で、キッチンを移動する場合には、既存のキッチンの場所での内装工事や配管・電気配線などの工事が加わるため、2週間~1か月程度かかることが一般的です。

壁・天井・床の張り替え

壁や天井、床のフローリングを張り替える場合は、1部屋あたり1~2日程度と比較的短い期間で工事が完了します。

ただし、床暖房を設置する場合には、上記の期間に追加して1~2日程度かかります。また、下地補修をする必要がある場合にも、さらに時間がかかるでしょう。

トイレ

トイレ本体の交換のみであれば、通常1日で工事は完了します。和式から洋式トイレに変えるとなると、2~3日の期間がかかるのが一般的です。さらに、トイレの壁紙や床の張り替え、温水洗浄便座のための配線工事が必要な場合は、3日~1週間ほどかかります。

浴室

新しいユニットバスへの交換にかかる期間の目安は、3~4日です。在来浴室からユニットバスに変更する場合は、1週間程度かかります。

脱衣所の壁の補修が必要な場合には、内装工事が必要となり、さらに時間を要することがあります。

【相談から着工まで】リノベーションの主な流れ

計画的にリノベーションをするためには、着工前の流れもおさえておくことが大切です。

工事が始まるまでの間にはいくつかステップがあります。ここでは、マンションのリノベーションを依頼する場合の流れについて解説します。

  1. リノベーション会社への相談
  2. 現地調査
  3. プランニング・見積もりの提示
  4. 契約
  5. 着工

まず、リノベーション会社に相談し、家族構成や希望の間取り、予算などを担当者に伝えます。なお、管理組合の規約によりリノベーションに制約が設けられているケースもあるため、あらかじめ確認しておきましょう。たとえば、床材の変更ができないこともあるようです。

次に、リノベーション会社の担当者による現地調査が行われます。現地調査とは、より正確な見積もりを出すために必要な工程で、リノベーションする物件の採寸やリノベーション箇所の撮影が行われることが一般的です。

現地調査の結果をもとにプランニングが作成され、見積もりが提示されます。プランニングでは、間取りや設備などの仕様を決めます。なお、リノベーション会社によっては、プランニングの前に設計料を求められる場合もあるようです。

リノベーションのプランニングが決まったら、工事請負契約の締結へ進みます。この際、管理組合の承認を受ける必要があります。承認を受けたら、工事に入ります。なお着工前に、近隣住民への挨拶をしておきましょう。

リノベーション工事の主な流れ
次に、リノベーション工事の基本的な流れを確認しましょう。ここでは、マンションのフルリノベーションを実施する場合の流れについて解説します。

  1. 内装解体工事
  2. 配線工事と下地組み
  3. 塗装工事・造作工事
  4. 内装工事
  5. 仕上げ工事
  6. 完成

まず、必要に応じて床や壁、天井などを解体します。そして、キッチンやトイレ、ユニットバスといった設備や専有部分の排水管などを撤去します。基本的には、劣化部分には補修を加えてから内装のリノベーションを実施します。

次の工程は、配線工事と下地組みです。新たに設置するキッチンやトイレなどの設備の位置に合わせて配線工事を行います。配線工事のあと、プラスターボードをはめ込み、家の下地を組んでいきます。

下地をはめ込んだら、次は塗装工事です。壁紙クロスを張り替えるケースもあるでしょう。このとき、建具の枠やカウンター、クローゼット、家具などを取り付ける造作工事を行います。

塗装が完了して造作家具の取り付けが終わると、多くの場合、キッチンやトイレといった設備の導入や床のフローリングの貼付作業に入ります。一般的に内装工事といわれる工程です。ただし、床材工事のタイミングは床面積や住宅の状況によります。

最後に、仕上げ工事に入ります。仕上げ工事では、壁や天井の壁紙、建具など細部の仕上げが行われます。防音工事を実施する際は、このタイミングに行われることが一般的です。

工事が完了すると、責任者の竣工検査が実施され、住宅が引き渡されます。引き渡しの際は、リノベーション箇所を手で触ったり目視したりして、傷や汚れ、不具合がないかを確認しましょう。

平米数の変動は、リフォームの坪単価の変動に影響を与える要因といえます。平米数の広い住宅では、坪単価が高くなる傾向があります。住宅が広くなるほど、人件費や使用する資材、施工時間などが増えるためです。

ちなみに、一般的な一戸建て住宅の広さは100.8~126.8m2(30~38坪)、集合住宅の場合は4人世帯あたり95~112m2(28~33坪)が目安です。

リノベーションするときにおさえておきたいこと

ここまで、リノベーションにかかる期間や工事の流れを確認してきました。リノベーションを実施する際は、業者に任せきりにするのは適切ではありません。

納得してリノベーションを行い理想の住まいを実現するために、リノベーションをする際の注意点について解説します。

工期が伸びることもある

リノベーションを実施すると、計画どおりに工事が進まず、工期が伸びるケースもあります。そうしたことから、計画に余裕を持たせることが重要です。

工期が伸びることにはさまざまな原因があります。リノベーション工事では解体することで建物の躯体や配管などの状況が初めて分かるケースが多く、状況によっては追加工事が必要です。また、一戸建ての場合、屋根や外壁のリノベーション工事が天候によって中断することもあります。

希望の時期に工事を完了させる方法には、いくつかポイントがあります。

リノベーション前提で中古マンションを購入する場合はマンション探しとリノベーション会社探しを平行して行う

事前にリノベーション内容をきちんと考えておく

事前に工事完了の希望の時期を明確に伝えておく

リノベーション費用について把握しておく

リノベーションを実際する際は、期間だけでなく費用を把握しておくことが大切です。

フルリノベーションにかかる費用の目安は、以下のとおりです。

  • 一戸建て:1,500万~2,500万円
  • マンション:700万~1,500万円

そのほか、リノベーション箇所ごとの費用相場もおさえておきましょう。

リノベーション箇所費用相場
屋根・外装100万~300万円
内装60万~200万円
リビング60万~120万円
ダイニング60万~120万円
キッチン50万〜150万円
浴室50万〜150万円
トイレ20万〜50万円
洗面台20万〜80万円
寝室40万〜65万円
和室20万〜60万円
洋室30万〜40万円
収納30万〜40万円
フローリング・床板100万~150万円
廊下20万〜30万円
玄関10万〜50万円
耐震・断熱100万~500万円

フルリノベーションの工事中は仮住まいが必要

フルリノベーションのような大規模な工事を行う場合、工事期間中は仮住まいに居住する必要があります。部分的なリノベーションであっても、人の出入りや工事の音などが気になる場合にも、仮住まいを選択する人が多いようです。

一般的に仮住まいには、賃貸住宅やウィークリーマンション、マンスリーマンション、ホテルなどが利用されます。

賃貸住宅の場合は、1年以内に退去すると違約金が発生するケースがあるため、事前に規約を確認しておくことが大切です。そして、リノベーションの資金計画を立てる際は、仮住まいにかかる費用も見積もっておく必要があります。

工事前に管理組合の許可が必要な場合もある

マンションをリノベーションする際は、事前にマンションの管理規約を確認しておく必要があります。管理組合への事前申請と承認が下りないとリノベーションできないケースもあるためです。

管理規約とは、マンションの生活全般についてのルールのことです。管理規約に違反してリノベーション工事を進めてしまうと、工事の遅延や中止、原状回復を求められることがあります。

まとめ

本記事では、リノベーションにかかる期間や工事の流れ、注意点などを解説しました。リノベーションは、リフォームとは異なり、今ある建物の価値を加える増改築や改装工事のことを指します。

リノベーション期間には一定の目安があるものの、何らかの事情で工期が遅れる可能性があります。リノベーションを実施してより快適な住まいを実現するためには、施工内容や目的、希望の期限をきちんと明確にしておくことが大切です。そして、工事完了までの流れをおさえたうえで慎重に計画を立てましょう。

計画的にリノベーションを進めるためには、期間だけでなく費用についても考慮することが重要です。リノベーションする建物の種類や施工箇所から費用の相場を見積もっておくことで、余裕を持ってリノベーションを進められます。

本記事を参考にして、自分にとって最適の住まいにリノベーションしてみてはいかがでしょうか。

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